@京都岡崎 蔦屋書店
(以下、蔦屋書店ウェブサイトより)
『遊牧夫婦 はじまりの日々』(角川文庫)を刊行されたノンフィクションライターの近藤雄生さんに、旅についてのご自身が思い入れ深い書籍を選書していただきました。
それぞれの書籍には、近藤さんに書いていただいた選書コメントを付けて展開しています。
近藤雄生さんより、選書についてのコメントもいただきました。
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学生時代から旅に興味を持つようになり、学生を終えるころには「旅を生活にしたい」と考えるようになっていました。
「旅をしながらライターとして自立することはできないか」と。無謀な試みではありましたが、しかしやってみると思っていた以上になんとかなり、5年以上に及んだその生活の上にいまの自分自身があります。
旅がいかに生きることを豊かにしてくれるか。旅が生きる上でいかに重要な要素となるか。自分の実感としてもそう感じていますが、そのことを教えてくれる素晴らしい作品が、私たちの目の前にはすでに数多く存在します。
それらをより多くの人に読んでもらいたい。そう願い、とりわけ自分にとって思い入れの深い本を選びました。気になったものを手に取っていただければ幸いです。