読売夕刊「ひらづみ!」22年9月5日掲載 『基礎からわかる 論文の書き方』

講談社現代新書の話題の書『基礎からわかる 論文の書き方』(小熊英二著)についての書評です。「論文の書き方」という、一部の人にしか関係なさそうなタイトルながら、広く読まれているのはなぜか。読んで納得しました。学問とは何か、科学的に考えるとはどういうことか、といったことを考えさせてくれる一冊です。論文を書かない方も是非。

読売夕刊「ひらづみ!」22年8月1日掲載 『砂まみれの名将 野村克也の1140日』

だいぶ間が空いてしまいましたが、8月に掲載になった読売夕刊「ひらづみ!」欄の記事です。加藤弘士さんの『砂まみれの名将 野村克也の1140日』。野村監督が社会人チーム・シダックスを率いた日々を描いた異色の野村本。同じくこの欄に4月に書評を書いた『嫌われた監督』と併せて読むのも楽しいです。どちらも是非。

かつて書いた、スバンテ・ペーボ氏の『ネアンデルタール人は私たちと交配した』の書評です。

ノーベル生理学・医学賞の受賞者が発表され、スバンテ・ペーボ氏という名前と、ネアンデルタール人の遺伝子配列を解読、ということに聞き覚えがあるなあと思っていたら、初めて新聞書評を書いたのが、氏の『ネアンデルタール人は私たちと交配した』だったことと思い出した(共同通信配信)。2015年のこと。難解な部分もあったけど情熱が伝わる一冊だった記憶があります。本を読み終えるのも、書評を書き終えるのにもだいぶ時間がかかった記憶も。写真は岩手日報、2015年8月9日。

共同通信配信の書評記事『寄生生物の果てしなき進化』

少し前になってしまいますが、共同通信配信の記事として、『寄生生物の果てしなき進化』(トゥオマス・アイヴェロ著、セルボ貴子訳、草思社)の書評を書きました。各種細菌やウィルスなど、さまざまな「寄生生物」が進化してきた壮大で驚くべき歴史が見えてくる一冊です。コロナ禍を経たいま、誰にとっても身近な内容なのではないかと思います。興味を持ってもらえたら是非本を手に取ってみてください。共同通信配信の記事なので、多数の地方紙に掲載されました。写真は河北新報掲載の記事です。