緩和ケア医の岸本寛史さんとの共著『いたみを抱えた人の話を聞く』(創元社)、9月7日頃発売です。

9月7日に、共著の新刊が発売になります。『いたみを抱えた人の話を聞く』というタイトルで創元社から。共著者は緩和ケア医の岸本寛史さん(静岡県立総合病院 緩和医療科部長)です。

岸本先生はがんを専門とする医師であるとともに臨床心理を学び、多くの患者さんの話を聞き、見送ってこられた方です。とても素晴らしい先生で、お会いするたびにその思いを強め、考え方や生きる姿勢に共感を覚えました。この本は、そんな岸本先生が、タイトルのテーマについて語る言葉を、自分が聞き手となり、綴ったものです。

創元社の内貴麻美さんがこの本を企画・編集してくださり、装丁は納谷衣美さんが担当してくださいました。本の中身と外観がとてもよく合っていると感じます。

40代後半になり、自分自身いろんな意味で、いたみを抱える側でもあり、またいたみを抱える人の話を聞く機会も増えたように感じます。

自分はこのようなテーマを、これからもずっと書いていくのではないかとこの本を書きながら思いました。

必要とされる人にはきっと、読んでよかったと思ってるもらえる内容になっているのではないかと、願いも込めつつ、思ってます。

よろしくお願いいたします。

東京新聞・中日新聞に『毒の水』の書評を書きました。

東京新聞・中日新聞に『毒の水 PFAS(ピーファス)汚染に立ち向かったある弁護士の20年』(ロバート・ビロット著、旦祐介訳、花伝社)の書評を書きました。

書評の全文こちらから読めます。

PFASの問題が注目を集めるいま、広く読まれるべき一冊です。緻密でドラマチックです。アン・ハサウェイ出演の『ダーク・ウォーターズ』原作。

読売夕刊「ひらづみ!」23年5月29日掲載 『ウクライナ戦争』(小泉悠著、ちくま新書)

5月29日読売夕刊「ひらづみ!」に書いた、小泉悠さん『ウクライナ戦争』(ちくま新書)の書評です。著者の、軍事・ロシアの専門家としてのわかりやすく説得力のある分析に加え、研究者としての誠実さ、人としての優しさが感じられる一冊。おすすめです。

2月18日の東京新聞朝刊に新刊の紹介記事

2月18日の東京新聞朝刊に、新刊『10代のうちに考えておきたい「なぜ?」「どうして?」』について、栗原淳記者が紹介記事を書いてくださいました。栗原さんの許可をいただいたのでアップさせてもらいました。《問いを見つけ、自ら考えることの大切さ》という本書のテーマを温かい言葉でご紹介下さいました。栗原さん、ありがとうございました。

記事も本も、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです~。