『吃音 伝えられないもどかしさ』の刊行から早いもので2年以上が経ち、この度、装いを新たにして新潮文庫の一冊となりました。重松清さんに、身に余る、自分にとっては宝物のような解説をいただき、また文庫版あとがきを書き加え、全体を見直して表現や情報を若干修正しています。
さらに広く多くの人に届いてほしいです。4月26日発売です。
どうぞよろしくお願いします。
『吃音 伝えられないもどかしさ』の刊行から早いもので2年以上が経ち、この度、装いを新たにして新潮文庫の一冊となりました。重松清さんに、身に余る、自分にとっては宝物のような解説をいただき、また文庫版あとがきを書き加え、全体を見直して表現や情報を若干修正しています。
さらに広く多くの人に届いてほしいです。4月26日発売です。
どうぞよろしくお願いします。
2013年に自死された看護師の飯山博己さん(拙著『吃音 伝えられないもどかしさ』に詳述)について、昨年10月の労災認定の判決を受けて書いた記事が、ウェブ「考える人」に掲載されました。掲載までだいぶ時間がかかってしまいましたが、弁護士の見解や自分の考えを含め、思いを込めて書きました。
ご家族に写真も複数枚提供いただきました。飯山さんの人生について、少しでも多くの方の記憶にとどめていただける機会になれば嬉しいです。
NHKラジオの「ラジオ深夜便」に昨年出演させていただいた回が、アンコールで7日早朝に再放送されました。
再放送ながら多くの人に聴いていただけたようでした。
14日朝までは、以下のリンクから聴けるので、よろしければ是非。
【聴き逃し】ラジオ深夜便 | 11月7日(土)午前4:05放送 | 関西発ラジオ深夜便▽ 『明日へのことば』アンコール <吃音 もどかしさの中で>ライター・近藤雄生さん NHKラジオ らじる★らじる
この放送の翌日である今朝、バイデンさんの当確の報が流れました(よかった!)。バイデンさんも吃音で苦しんだことで知られる方だけに、偶然ながら、不思議な縁を感じるタイミングの放送となりました。
早朝4時という時間帯ながら、放送後には『吃音』のアマゾンの在庫が一掃され、すごく多くの人が聞いているのだなあ、と実感したのでした。
前回紹介しましたが、先月、八木順一朗監督『実りゆく』を渋谷での試写会で観る機会をいただきました。
家族や夢をテーマにした、吃音のある青年が主人公の青春映画。想像以上に素晴らしい作品でした…!泣けて笑えて心に染みました。
監督は、この映画を作るにあたって、拙著に登場する吃音のある子のお母さんに会いに行き、そのお母さんの気持ちを念頭に映画を作ったとのことでした。
主人公とお母さんの関係が重要な役割を果たすこの映画で、ぼくは何度も、そのお母さんと息子さんのことを思い出して、たびたびこみ上げてしまいました。
吃音のある人にも、ない人にも広く観てもらいたいです。10月9日より、全国公開です。
また観たいです!
minoriyuku-movie.jp