読売新聞月曜夕刊 本よみうり堂 の「ひらづみ!」欄の書評コラム、担当2回目は、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を取り上げました。自分は比較的、タイトルのように考えてきた方だと思うけれども、世の中が不平等であるということについてもやもやした気持ちを持ちつつも、「能力主義」についてここまで突き詰めて考えることもなく、いままで来ました。そんな自分をとても動揺させ、ずっと考えさせ続けてくれる一冊でした。この記事で興味を持ってもらえたら、是非読んでみてください。
100万人が苦しむ吃音 新人看護師を自死に追いつめた困難とは
2013年に自死された看護師の飯山博己さん(拙著『吃音 伝えられないもどかしさ』に詳述)について、昨年10月の労災認定の判決を受けて書いた記事が、ウェブ「考える人」に掲載されました。掲載までだいぶ時間がかかってしまいましたが、弁護士の見解や自分の考えを含め、思いを込めて書きました。
ご家族に写真も複数枚提供いただきました。飯山さんの人生について、少しでも多くの方の記憶にとどめていただける機会になれば嬉しいです。
12月4日の中日新聞夕刊に寄稿しました。
12月4日の中日新聞の夕刊に、旅をテーマにしたコラムを書きました。すでに8年ほど毎年やっている、大谷大学の旅と生き方についての講義、今年は動画配信での実施となり、果たしてどうなることやらと思ったら、意外にも…、という話です。旅ができないからこそ見えてくる旅の魅力があるのかも、と思います。旅をしたいと思っている若い人たちが、自由にまた各地に行ける日が早く戻ってくることを願います。
『まだ見ぬあの地へ』の刊行に絡めての執筆です。これ読んで、本を読みたいと思ってくださった方がいれば嬉しいのですが…、引き続き、本の方もよろしくお願いします!
<最終回> スムフムラボの連載「劇的進行中~“夫婦の家”から“家族の家”へ」
しばらく更新されていなかった、スムフムラボの連載「劇的進行中~“夫婦の家”から“家族の家”へ」ですが、サイトのコラム欄が終了することになり、夏に、急遽、最終回となることを知らされました。その最終回が、アップされていました。
最終回 「書くこと」は「子どもと一緒に生きること」
https://www.sumufumulab.jp/column/writer/w/2
この連載、次女のさらが生まれたころから年4回で約7年半、30回続けました。まさに娘たちの歩みと、その時々に自分が感じたことをリアルタイムで記録していくような内容でした。でも最近、そろそろ終えた方がいいのかな、と思うタイミングでの最終回となりました。そんな思いを書きました。
極めて私事ながら、読んでコメントを下さる方も少なくなくて、嬉しかったです。ご愛読くださったみなさんに感謝です。そして、娘たちと妻にも。
ちなみに次女さらは、最近は毎日元気に登校してくれてます。教室の後ろで自分が縮こまって座ってることもなくなりました。
今後とも色々よろしくお願いします!