読売新聞月曜夕刊 本よみうり堂 の「ひらづみ!」欄の書評コラム執筆メンバーに4月からなりました。

4月から一年間、読売新聞月曜夕刊 本よみうり堂 の「ひらづみ!」欄の書評コラムの執筆メンバーになりました。ベストセラーになっている本を扱う欄で、ぼくは2,3カ月に一度程度、ノンフィクション関連のものを担当します。その一回目が先週19日に掲載されました。河野啓さんの『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』(集英社)について書きました。

独自の方法による登山にこだわった栗城さんの生き様、そして死には思うことが多く、複雑な思いで読みました。開高健ノンフィクション賞受賞作。栗城さんが抱えた「秘密」とは。賛否あれど、濃密な人生だと感じます。冒険家に憧れながら、そうはなれない性分だけに。
読後、他の読者と語りたくなる一冊でした。以下に記事をアップします。本も機会ありましたら是非。

ひらづみ!『デス・ゾーン』21年4月19日.jpg

4月10日(土)13時~、毎日新聞LA特派員の高校後輩と旅と書くことについてclubhouseで放談

アメリカから熱い記事を書き続ける毎日新聞の福永方人記者が、2つ下の野球部のクールイケメンの福永君だったとは…!と知ったのは昨年のこと。興味持ってくれる人もいるかもしれないと、旅から文筆業へと進んだ同窓の記者とライターとしてclubhouseで話してみようと。質問も何でもOKです。文筆業に興味ある若い人等、よければお気軽に!

4月10日土曜日 13時~です。
clubhouseのリンク

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【旅と物書き】世界を旅しながらライターになった近藤雄生さん、アジア~中東をぶらついた毎日新聞LA特派員が放談

ツイッター上で数十年ぶりに「再会」した高校の先輩後輩が、旅すること、書くことについて語らいます。どなたも歓迎。質問も受けます。

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100万人が苦しむ吃音 新人看護師を自死に追いつめた困難とは

2013年に自死された看護師の飯山博己さん(拙著『吃音 伝えられないもどかしさ』に詳述)について、昨年10月の労災認定の判決を受けて書いた記事が、ウェブ「考える人」に掲載されました。掲載までだいぶ時間がかかってしまいましたが、弁護士の見解や自分の考えを含め、思いを込めて書きました。

ご家族に写真も複数枚提供いただきました。飯山さんの人生について、少しでも多くの方の記憶にとどめていただける機会になれば嬉しいです。

https://kangaeruhito.jp/article/50145

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