6月12日のめざましテレビ「尾崎図書観」にて、尾崎世界観さんに『吃音 伝えられないもどかしさ』をご紹介いただきました。

6月12日のめざましテレビ「尾崎図書観」にて、尾崎世界観さんに『吃音 伝えられないもどかしさ』をご紹介いただきました。

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尾崎さんのご紹介、本当にありがたいでした。

<うまくいかないことがあるときに、直していくということも大事なんですけど、うまく付き合っていくことも大事なんじゃないかなと思いました。言葉にならないものでも、伝えるべきものがあるし、伝わってほしいことがあるので、こういう人たちが実際にいて、悩みながら苦しみながら、誰かに何かを伝えたいと思っていることは伝わってほしいなと思って選びました。>

歌や小説という形で言葉を紡ぎ出して活動する尾崎さんにこのように読んでいただけたこと、嬉しかったです。

吃音を通じて、そして拙著にいただく感想などを通じて、人が人に何かを伝えたいという思いの深さを、日々噛みしめています。

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京都新聞夕刊「旅へのいざない」第2回(毎月第一木曜日掲載)

アジアの旅をテーマとした月一の連載「旅へのいざない」の第2回が昨日掲載に。今回は東ティモール。5年間の旅の中でも最も心が揺さぶられた日々について。結局過去の旅をまた振り返っていることに気恥ずかしさもあるけれど、思い出すたびに新たな気持ちが浮かび、旅の日々は、自分の中で更新され続けるものだなと感じています。

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京都新聞夕刊にて、アジアの旅をテーマに新連載「旅へのいざない」を始めます(毎月第1木曜日)

昨日(5月9日)の第1回(今回だけGWの関係で第2木曜に)は導入として、色々なきっかけとなった大学時代のインドへの旅について。その時の写真で残っているのが自分が写ってる1枚しかなく、プロフィールもかねて今回は19年前のその写真を使うことに^^;。もう大学卒業が19年前とは。。

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『月刊すこ~れ』連載 「子どものなぜへのある父親の私信」第9回(2019年5月号掲載)

『月刊すこ~れ』2019年5月号掲載の連載第9回です。

Q ニュースを見ると、世界ではいつもどこかで戦争が起きているし、日本もいつも近くの国といがみ合ったりしているように見えます。国と国って仲良くはなれないの?  

A 大学時代に受けた政治や国際問題に関する講義の中で、先生が次のようなことを言っていたのが強く印象に残っています。
「国と国の関係も、基本的には一対一の人間の関係と同じです。喧嘩もするし、仲良くもなる。ただ、関係をつくる上で考えなければならない要素が、人と人の場合より多くて、複雑なだけ」だと。
 国と国の関係も、人と人の関係も、基本は同じ。どちらにしても、気が合うか合わないか、感覚的に好きか嫌いかということが関わってきます。ただし、国と国の関係の場合、ものすごく多くの人の生活、そして政治、経済、歴史など、様々な要素が関係してくるために、お互いに意気投合できる部分と、いや、そこは認められないと対立する部分が必ず出てきます。そうした中で、何か問題が発生したり、うまくいかないことがあったりした場合に、ニュースとして伝えられることが多いので、テレビなどを見ていると、いつも関係が良くないように見えるのかもしれません。
 そして、関係がうまくいかない点ばかりを目にしていると、そのうち本当に相手に対していい感情を持てなくなることも考えられます。その結果、お互いに相手を嫌いになり、対立が増して、ついには戦争へと発展してしまうことも……。
 嫌だなと思う友だちでも、ふとその人のいい部分を目にすることで、あ、やっぱりいいやつかもしれない、もうちょっと話してみようかな、と思い直したことがある人はいるのではないでしょうか。国と国の関係もきっと同じはず。
 特に文化や常識が異なる相手については、誰でも誤解したり、警戒したり、違和感を持ったりしがちです。だからこそ、国同士の関係においては意識して相手のいい部分を探して、そこに目を向けることが大切だと思います。
 私たち一人ひとりの感情が積もり積もって国と国との関係につながっていきます。ニュースなどを見るときに、ふとここに書いたこと思い出してもらえたら嬉しいです。

Q テレビや新聞で見たことをうのみにしてはいけないよ、って先生に言われた。テレビや新聞は本当のことを伝えているわけではないの?

A テレビや新聞のように、様々な情報を伝えてくれるものを「メディア」といいます。普段私たちは、メディアのニュースや情報を通じて、世の中で起こっていることを知ります。最近では、インターネットの発達によって、ありとあらゆる意見や情報を簡単に知ることができるようになりましたが、そうした中で、テレビや新聞といったメディアは、情報を伝えることを職業とする人たちが、時間やお金をかけて調べ、内容を吟味したうえで発信する情報であるという点で、信頼性が高いといえます。
 でも、だからといって、それらのメディアが伝える情報がいつも正しいのかといえば、必ずしもそうではありません。それは、テレビや新聞がウソを伝えているというわけではなく、メディアとはそういうものだということです。
 たとえば、同じ日に出た複数の新聞を見比べてみると、一面に載っているニュースは新聞ごとに違います。それは、新聞社によって、どのニュースが大事かという判断が異なるからです。つまり、新聞は決して客観的なわけではなく、作り手の意図や価値判断が含まれているということです。ある新聞では大事なニュースだと判断されて大きな記事になっている出来事が、別の新聞では、自分たちの考えに合わないから目立たない小さな記事にしよう、といったことが当然あります。また、賛否両論ある政治家の発言について街の人の声をテレビで紹介する場合、賛成意見を紹介したあとに反対意見を紹介するのか、その逆にするのかで、見ている人の印象は大きく変わります。一般に人は、後に紹介した意見の方を正しく感じる傾向があり(伝え方にもよりますが)、そのような性質を利用して、メディアは自分たちの考え方に合った方法で伝えようとします。
 すなわち、どんなメディアも、作り手の考え方が反映されたものになります。うのみにしてはいけないというのは、そういうことでしょう。これは、メディアに悪意があるということではなく、情報とは必ずそういうものだということです。そのことを知っておくと、ニュースなどをより深く理解することができるはずです。