読売新聞書評欄「ひらづみ!」『どうしても頑張れない人たち』(宮口幸治著、新潮新書)

読売新聞月曜夕刊 本よみうり堂 の「ひらづみ!」欄の書評コラム、担当4回目は、立命館大学の宮口幸治教授の『どうしても頑張れない人たち』を紹介しました。前著『ケーキの切れない非行少年たち』に続いてのベストセラー。児童精神科医として病院や少年院に長く勤務した著者の言葉は温かくも現実的です。「頑張れない人たち」を支援したい思いに満ちています。少年院で出会った吃音のある少年が、いい環境に巡り合えていますように、と思いながら書きました。