次女の修学旅行に同行して、淡路島へ。
学校のバスとは別に2人で車で出発し、途中途中、参加できそうなところから少しずつ参加していった。最初娘は、もうこれは途中で引き返すことになっても仕方ないな、というテンションだったけど、震災記念公園、大塚国際美術館、と進んでいく中で、友達や先生の温かい気遣いもあって、途中から少しずつリラックスして参加できるようになった。
一日目最後の見学場所となった鳴門海峡の「渦の道」の後は、ホテルまで皆と一緒にバスに乗ることもできた。ホテルで合流し、バスはどうだったと聞くと「話が盛り上がった」と笑顔。18時過ぎ,無事にホテルで別れることができた。
僕は近くの別の宿に宿泊。オーストラリアの宅地を思い出すようなところで、心地よく、なんとなく懐かしい。淡路島ホテル・ロッジ GREEN COZY。名前のイメージ通り。自然とJack Johnsonが流れてくる。
宿の人に教えてもらった近くの鉄板焼き居酒屋「赤坂」さんに1人で行き、常連さんたちとともにカウンターで飲む。仕事を終えたひとときを店の人とともに楽しむ地元の人たちの話を横で聞きつつ、テレビに映る阪神・ロッテの交流戦の後半をぼんやり見ながらお好み焼きとビール。やたら腹が減って、50手前とは思えないほど炭水化物ばかり頼んでしまったけど、どれもとても美味しかった。
普段とは全然違う時間が流れるなか、娘は今頃どうしてるかなと思いつつ、偶然出会った隣の人たちの人生を想像する。全くの異空間に来た感じがとても心地よい。
一方スマホを見ると、イラン・イスラエルの緊迫した情勢。どこまでネタニヤフやトランプの好き勝手にされるのだろうと暗澹たる気持ちになるけど、日本にいる自分は、ただ暗澹たる気持ちになるだけで済んでしまっていることも感じる。パレスチナやイランで、人生を根底から理不尽に破壊されている人たちのいまこの瞬間を思い浮かべつつ、自分はひとまず娘の修学旅行が明日もうまくいくことを願う。
…と、昨日の気持ちを思い出して記録がてら書いている今。
今日は娘が、修学旅行の後半を自分なしで1人で過ごせたらいいな。
自分にとっての多分人生最後の修学旅行も思い出深いものになってます。